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家族性乳がんのこと

覚書と思って読んでみてください。

【家族性乳がんのこと】
過去に(AERA 2009年1月19日号)で
「遺伝子で家族性乳がんを見極め 両胸切除し乳がんを予防」という記事が掲載されたことがありました。
(下記は抜粋)
がんは、環境や生活習慣など様々な要因が重なって発症しますが、
「BRCA1」「BRCA2」という遺伝子の変異が、
乳がんや卵巣がんの発症に関係があることがわかってきたというもの。
米国の研究では、変異がある人は、将来36~85%の確率で乳がんになるとか。
家族性乳がんの最大の特徴は、若くして発症する例が多いこと。
米国では1996年から遺伝子検査が始まり、2008年は約30万人が検査を受けた。

問題なのは【日本人は変異率が高い】ということ
米国平均より高いのだそうだ。
検査はほんの少し血液を採取するだけだが、保険が利かないため自費(約十数万~40万)になる。
保険診療の壁もある。日本の公的医療保険では、
予防的切除術(乳がんを発症する前におっぱいを全摘出すること)も抗がん剤の
予防的服用も認められておらず、これらの治療を行うと、すべて自費診療になってしまう。


当会は各地で無料で「乳がんセミナー」を開いていますが
必ずといっていいほど会場には「母親が乳がん」だったという若い女性に出会います。
不安を抱えながら生きてゆくことはしんどいと思う。
日本でも遺伝子検査が保険対象になり、予防治療も進めばと願わずにいられない。
cancer+mom.jpg
写真はfacebookより
くまがやピンクリボンの会 代表 K
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プロフィール

くまがやピンクリボンの会

Author:くまがやピンクリボンの会
くまがやピンクリボンの会2008年5月設立。2015年7月現在 会員数160名、内サバイバー45名(サバイバーとはがん体験者のことです)
活動のビジョンは「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える」というもので、「いつ自分に起こるかわからない」、乳がんを自分の問題として意識してほしいというものです。
そして目的は検診率のアップです。
メールはこちら
kumagaya.pinkribbon@gmail.com

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